発達障害と高校生について感じる
	今日は高校生向けキャリア教育の、サブ講師として参加して来ました。
	対象は高校1年から3年生まで、
	 発達障害の診断を受けた or 発達障害の傾向がある生徒さん達です。
	県内3ヶ所のサポートステーションが協力し、メイン講師とサブ講師を務めました。
	 
	私たち講師の他に、生徒一人に先生が一人がつく、マンツーマン体制での受講です。
	
	ここで新たに分かったことがあります。
	「特別支援学校では、発達障害の生徒を受入れていない」 ということです。
	
	私は発達障害の診断を受けた子どもは、障害を持っている子ども達と一緒で、特別支援学校に通学するものだと思っていました。
	しかし発達障害の子どもは、特別支援学校では受入れず、一般の学校に通学する、ということです。
	
	山口県が独自なのか、どの都道府県でも同じなのか、詳しくは分かりません。
	しかし、就職する時に初めて、「あなたは一般就職が難しい」と聞くのは、酷なことです。
	
	もちろん、「得意分野には非常に優れた才能を発揮する」 という特性を活かし、就職が出来れば良いのですが。。。
	現実では、発達障害やその課題を抱えた多くの若者たちは、就職でとてもとても苦労をしています。
	本人だけではなく会社側も、どのように指導すれば良いのか悩んでいる、という話しを耳にします。
	まさに社会に課題です。
	
	今日出会った彼ら・彼女たちが、社会に出るときには、
	少しでも生きやすい・働きやすい社会になっていれば・・・と願うばかりです。
	また、私たちに出来ることは何だろうか・・・と、真剣に考えたいと思います。
	 







